第2回かとオフ使用火炎玉クレセリア入り受けループ

今回は第2回かとオフで使用したパーティの紹介です。


内容はいつも通り、わふおループをベースにし、ソーナンスクレセリアに代えただけの構築です。
今回は、クレセドラン構築を使おうと思って年末年始に個体を育成していたのですが、いざ使ってみるとレートで勝率3割とかでボロボロだったので、ごめんなさいして案パイの受けループで出ることに。
最初はラッキー、エアームドバンギラスローブシンまで確定とし、ラティオスの不採用と新たな6体目の採用を考えていましたが、結局ラティオスに代わる良いポケモンが見つからず、ローブシンメタグロス受けと残りのポケモンで対策が曖昧なキノガッサへの強化のためにクレセリアを採用するかたちで落ち着きました。


第2回かとオフでの戦績は予選を4-1で一位通過し、決勝トーナメント2回戦で負けベスト8でした。
それでは、詳細を紹介していきます。


・ラッキー@進化の輝石
342-*-62-*-140-71
卵産み/地球投げ/電磁波/ステルスロック


エアームドゴツゴツメット
172-101-211-*-90-90
ドリルくちばし/羽休め/挑発/寝言

今回もガッサへの甘えのために寝言を採用。前回はガッサに対し寝言を撃つも後続に引かれ、意味のない鈍いを積むことが多かったので、今回は後続にも一貫する挑発を採用した。
炎のパンチ持ちカイリューへの後出しはきつくなりますが、ナットレイハッサムには挑発さえあれば勝てるので、積技はいらないと判断した。


バンギラス@オボンの実
207-181-131-103-135-88
追い討ち/挑発/岩雪崩/大文字

第1回とりおふでの瞑想クレセリアの活躍、第2回わふおふでのビーンさんの控えめジュエル瞑想ラティの使用からこれらのポケモンが増えたと思うので、今のバンギラスにはこれらのポケモンへの対策が求められると思い、それを満たすための配分を考えた。

・C200ラティオスの眼鏡流星群 118〜139(57%〜67.1%)
・C200ラティオスの眼鏡流星群(C2段階ダウン) 58〜70(28%〜33.8%)
・C200ラティオスの眼鏡流星群(C4段階ダウン) 40〜48(19.3%〜23.1%)
合計最大ダメージ257でオボン込で確定耐え

・C182ラティオスのジュエル流星群(C1段階アップ) 160〜189(77.2%〜91.3%)
・C182ラティオスの流星群(C1段階ダウン) 48〜57(23.1%〜27.5%)
合計最大ダメージ246でオボン込で確定耐え

・C118クレセリアのめざめるパワー格闘(C1段階アップ) 92〜112(44.4%〜54.1%)
合計最大ダメージ224でオボン込で確定2耐え

・失敗追い討ち→175-101ラティオス 84〜98(48%〜56%)
砂ダメ込確定2発

・失敗追い討ち→207-140クレセリア 60〜72(28.9%〜34.7%)
・成功追い討ち(噛み砕く)→207-140クレセリア 116〜140(56%〜67.6%)
追い討ち&噛み砕く両立すれば寝むカゴ型には勝て、身代わり型には押しきれないものの身代わりを張れない範囲までは削れる。

ラティを確実に狩りたかったので追い討ちは決定。上記の計算から噛み砕くも両立したかったが、他に入れたい技があったので今回は却下。切るとしたら文字でしょう。
挑発はブルンとランクルスを対策するため。これらのポケモンはKPこそ低いが、対策を切ってはいけないポケモンであると判断しました。オフ当日は案の定ランクルス入りとあたり、対策が功をそうしました。(試合には負けましたが;;)
文字はハッサムとムドーが重いため。挑発と文字を持っていればラキムドーをみれる。逆に言うと、これがないとラキムドーがきついため、クレセへの対策を不安定にしてでも文字を入れた。
今考えてみると、耐久も攻撃も少しずつ甘えられるので、Sを93くれいまで上げブルンゲルハッサムへに先制できる場面を多くしたほうがいいと思います。


ローブシン@命の珠
207-210-118-*-89-66
ドレインパンチ/マッハパンチ/かみなりパンチ/毒毒

最初は鉢巻きローブシンを使おうと思っていたのですが、レートでの調整でナンス入り積みサイクルでボコボコにされたので、ナンス対策に毒毒を仕込んだ珠鉄の拳ローブシンにしました。
配分は鉢巻カイリューの逆鱗耐えとC156スイクンのジュエルハイポン耐え。
冷凍パンチも入れたかったですが、ラッキーをクッションにしてスイクンを倒すために雷パンチを外せなかったので不採用。
ローブシンはマッパの火力アップのために強化アイテム必須と思っていたのですが、場持ちが悪いと感じたので他のアイテムもありかなと感じました。


ラティオス@拘り眼鏡
175-*-101-160-133-178
流星群/サイコショック/トリック/寝言


クレセリア@火炎玉
223-*-161-95-150-135
サイコキネシス/冷凍ビーム/月の光/サイコシフト

上記の通りローブシンメタグロス(特に受けループに強いとされるトリック型)、キノガッサを対策するクレセリア
通常のゴツメクレセリアならば、バンギラスローブシンの組み合わせにもある程度強いが、ゴツメはエアームドが持っているため思考停止でクレセリアを入れても十分な対策はできず、他に良い策はないかと考えていた。そこでトゥりりりが考えていた火炎玉クレセリアを思い出し、採用してみることにした。
最初は臆病でSを最速まで振ったトリック型を使用してみたが、余りに脆かったため性格を図太いにし、ガッサ抜きにとどめた。

火炎玉型の共通の強みとしては

・キノコの胞子を受けないため、キノガッサに強くなる点
・有利対面でトリックを撃つことにより、交代先の降りな相手(主にバンギラスハッサム)を弱体化できる点

の2つが特に大きなものであると思う。それぞれの型の利点としては

(1)臆病最速トリック型

・最速であることにより、瞑想クレセリア(この型の多くは、めざめるパワー採用のために最速になりえない)、多くのスイクンに先制トリックをすることができ、これらのポケモンに有利を取れる点
・火炎玉を渡すことによって、ラムの実や眠るを無視して状態異常を押しつけられる点
・受けループに強めである点
・火炎玉が発動していないターンから使用でき、読まれにくい点

(2)図太いサイコシフト型

・物理ポケモンに後出しできる最低限の耐久を確保できる点
・サイコシフトを撃ったターンは火傷ダメージを受けないためサイクルに強い点
・何度でも火傷を押しつけられるので、交代読みなどを要しない点

などだと思う。使用感としては、臆病型は強力だが、後出しする場面が多い受けループ向きではないという感じ。
具体的に多いケースとしては、トリック型だと、相手の後ろにはバンギラスが控えていて、ローブシンクレセリアを後出ししたとき、相手はクレセリアの火炎玉発動を見てバンギラスの後出しをためらう可能性があるので、ここで読みが発生する。
しかし、サイコシフト型であれば、相手がバンギラスを後出ししようが、ローブシンで居座ろうがサイコシフト安定となるところでしょう。
このことが大きいと思い、サイコシフトを採用しました。

両型共通の欠点ですが、相手の控えにウルガモスがいると、サイコシフトをしようが、トリックをしようが無償降臨を許してしまうことが挙げられます。この点は十分気を付けて立ち回るべきでしょう。


・総評
エスパータイプ×2が入ってて、ハッサムウルガモスを誘いまくるし、それぞれエアームド、ラッキーでしか受けられないから、選出ゲーになりやすいという問題点はあったものの、穴は上手く埋められてそれなりに気にっています。
鉄の拳ローブシンが解禁されてからは受けループを考察しておらず、新しい構築を考えていなかったので、この機会に新環境版を組んでおくことができて有意義でした。
火炎玉クレセリアのアイデアをくれたトゥりりりには感謝しています。やっぱ、持つべきものはホ…友ですね!!!


では、次回はオフレポを書こうと思います。じゃあの〜