ゴチルゼル入りトノグドラ構築

今回はゴチルゼル入りのトノグドラ構築の紹介です。
この構築は3月9日に行われた第5回微粒オフ、3月10日に行われた第1回ゆいおふで使用しました。
また、3月2日に行われた第8回キツネの社mfオフで使用した構築の改良版でもあります。


この構築を作ったきっかけは、年末年始にかけて関西の周りのプレーヤーがゴチルゼル入りの構築を使っていて自分も使ってみたいと思ったからです。
そしてゴチルゼルを使うに当たって最初に思いついたのが、天候始動要因+天候エースを軸とする構築にゴチルゼルを入れた構築でした。
この組み合わせの目的は、相手の天候始動要因を影踏みで逃がさずに潰して天候を取り、天候エースが動きやすい場をつくることです。
そこで、組み合わせる天候始動要因と天候エースとして最初にニョロトノキングドラを選びました。
そのコンセプトとも整合するようにトノグドラ+αの基本選出で対応できる範囲を広くとり、トノグドラ選出8割をめざすという方針で組みました。

パーティコンセプトの天候のコントロールについてですが、ゴチルゼルのスペック的に潰せる天候要因はニョロトノユキノオーくらいに限られます。
しかも、ユキノオー入りの構築にトノグドラゴチルゼルという選出ができるかというと、相手に眼鏡サンダーがいるとどのポケモンを先発に出しても勝てる見込みがありません。
実際、他の天候始動要因と比べてニョロトノの単体スペックの低さ、ゴチルゼル自体の範囲の狭さからみてもトノグドラ+ゴチルゼルという組み合わせはシナジー不足というべきでした。
そのため、この構築は一回オフで使ったらすぐ晒すつもりでしたが、社オフの成績があまりにもふがいなかったため、3つもオフをまたいで使用することとなりました...
天候奪取についてはユキノオー入り自体との遭遇回数も少なく微妙な印象でしたが、使用するうちにトノグドラ+ゴチルぜルにも良いシナジーがあることが見えてきたのでそのことについても後述します。


前置きが長くなりましたが、以下内容の紹介です。


ニョロトノ@オボンの実
197-*-121-111-127-101
熱湯/凍える風/アンコール/滅びの歌

・A186カイリューのA1段階アップ逆鱗確定耐え
・A204カイリューのA1段階アップ逆鱗 171〜202(86.8%〜102.5%) 乱数1発(18.8%)
・A182ガブリアスの逆鱗オボン込み2耐え
・C182ラティオスの眼鏡流星群 169〜201(85.7%〜102%) 乱数1発(12.5%)
・S1段階ダウン最速85族抜き

まず最初に脱出ではないです。
これはトノグドラを組むと決めた時から決めていたことですが、脱出雨メタが常識となった昨今、これだけは使わないでおこうという制約の下で構築を組みました。
メタられていること以上にニョロトノスイクンの前で自由に動かせないことは、対スイクン入り構築に対し致命的と思い脱出トノは避けました。

オボンの実については、バンギへの後出し回数を稼いだり、眼鏡ラティオスの流星+ステロで天候確保を狙ってくる立ち回りへの対策に有効です。
オボンは本当に腐ることがない良アイテムでした。ただ、最近のハッサムはやたらと虫食いしてきてオボン食われます...初手虫食い急所でオボン食われて負けた時は顔面剛力彩芽でした;;

技ですが、3割引けば誰にでも勝てる神技である熱湯は決定。
凍える風のところは、始めは持ち物がゴツゴツメットメだったので冷凍ビームでしたが、腐ることが多く、スイクンクレセリアといった積みポケモンの前で場持ちを良くしたかったのでオボンに変更。
それとともにゴチルゼルの起点にできる範囲が広がり、自信の対スイクンクレセリア(の誤魔化し)性能も上がる凍える風を採用。対カイリューもオボン持ちならこちらのほうが優秀。
スイクンにはこご風から入り、瞑想してきたらアンコールというように動きます。スイクンニョロトノが対面するとアンコ警戒で引いてくることもあるので、後続にも一貫しやすいこご風が優秀。

あとは積みの隙を与えてしまったとき流せる滅びの歌ですが、実際滅びを撃つ場面はほとんどありませんでした。しかし、ゴチルとのシナジーを考えても入れておいて損はなさそうなのでそのままにしました。

脱出でないトノグドラはニョロトノをうまく動かすことが重要になってくるので、場持ち良くいやらしいことができるこのトノは強かったです。
しかし、対スイクンナットレイあたりにはほぼ無償降臨を許してしまい、それらのポケモンを含む構築にはサイクル負けしやすかったので、火力を強化したトノを採用したほうがよかったかもしれないです。
実際、総計100戦以上してもラティの前で居座って流星受けたことは一度もないので、眼鏡流星耐え調整とかいらなかった…


キングドラ@拘り眼鏡
151-*-115-147-115-150
ハイドロポンプ/波乗り/流星群/寝言

このパーティのエース。なるべく多くの試合でだしてあげたい。
性格は苦し紛れの臆病。5枠目まで決まった時点でバランスを保ちながらミラー対策をするにはここをいじるしかなかった…
「ミラー対策が臆病グドラしかない雨は、受けループミラーをS上げたムドーに一任している受けループくらい浅はか」と言ったことがありますが、実際この言葉どおり、両方同じくらい大切で、両方同じくらい難しい;

後で触れますが、(レートでの)ミラーでの相手のトノグドラ選出の割合は2/10。
おそらく、同じ考えで臆病グドラをミラー対策に据えている人がトノグドラを選出してくるのだと思います。
その場合、対雨にはニョロトノを簡単に捨てられるのでトノグドラゴチル選出をし、グドラの同速ゲーに持ち込む。同速ゲーに負けても竜技で拘った(眼鏡グドラしかいないことを前提にするのは危険ですが...)相手のキングドラを起点にゴチルで詰んでいくという2段構えの立ち回りが可能です。

火力のことを言うと、一応困ったことはありませんが気付かぬところで「控えめなら勝てていた」というケースがあったかもしれません。
どのみち臆病グドラを採用しなくて済む構築作りができることがベターなのは言うまでもないことでしょう。


・霊獣ボルトロス@拘りスカーフ
167-112-96-191-100-155
雷/蜻蛉返り/めざめるパワー氷/気合い玉

・A182ガブリアスストーンエッジ高乱数耐え
・意地っ張りスカーフガブリアス抜き

トノグドラ+αを基本選出とするときには相手の電気ポケモン(特に化身ボルトロスの電磁波)に対し後出しできる駒が必要と思っているので、今回はスカーフ型の霊獣ボルトロスを採用しました。スカーフはもちろん化身ボルト意識。
このポケモン、この配置がトノの脱出ボタンっぽさを引き立たせて先発読みをしやすくしてくれました。

このパーティの構成上、バンギラス入りのラティオス+化身ボルトロスという組み合わせにはトノグドラ選出では勝てないので、ボルトハッサム+αという選出をしなければいけません。
そのとき両方を上から叩けるようにするためにこの構築ではスカーフが必須と思います。

技は雨エースとしての運用も考え雷。この枠は最後の最後までこれだったけど、グドラ選出しないときトノボルト選出するよりボルトハッサムガブを選出したほうが多かったので10万ボルトで良かった。
蜻蛉返りは最初ボルチェンでしたが、マンムーだった枠にガブリアスを入れたことで相手のマンムーをものすごく誘うようになったので蜻蛉返りにしました。
ただ、この技を持たせるとメタモンにコピーされたとき相手に逃げ道を与えてしまうのが難点です。
残りは、ガブ、カイリューを上から叩くめざ氷、基本選出でナットレイに勝てるように気合い玉となりました。

耐久調整については本当はしたくなかったというのが本音です。
オフでは対バンギラスへの気合い玉の乱数に勝敗がかかることが2度もあり、両方乱数負けして落としたのでCぶっぱしたほうが良いかった。
しかし、トノグドラ選出できないときの相手のスカーフガブが重すぎるので耐久調整せざるを得なかった。

この枠については雨選出でも非雨選出でも抜群に活躍できるこのポケモンで間違いなかったと思います。後はCSぶっぱで使っても問題ない構築に入れてあげられれば..


ハッサム@オッカの実
175-172-141-*-107-63
蜻蛉返り/バレットパンチ/馬鹿力/寝言

・A200鉢巻きキノガッサの馬鹿力確定耐え
・A187ドリュウズのA2段階アップ地震最高乱数以外耐え
・C182眼鏡ラティオスの流星群+C2段階ダウン流星群を高乱数耐え

トノグドラ選出8割りを目指すトノグドラ構築を組むにあたって、最も一般的なカバドリ構築であるカバドリラティハッサムガッサスイクンに対してトノグドラ選出できることを最低限の条件としたいと考えました。
そこでラティオスキノガッサという組み合わせに対して1匹で対応でき、安全に1サイクル回せるポケモンが欲しいと思いました。
そこで考えたのがこのハッサムです。ラティオスキノガッサの攻撃に対し1撃必ず受けられ、キノガッサの催眠やカバルドンの欠伸ループも同時に対策できます。

馬鹿力の位置は燕返しのほうがガッサに隙を見せず、ウルガモスの起点にもなりませんが、対戦するうちに予想外にキノガッサウルガモスが出てこないことがわかったので馬鹿力に変えました。
これによりナットレイ入りにトノグドラ+ボルトロスorハッサムの2つの選出パターンがとれるようになり、よりトノグドラ選出のできる範囲が広がったのが大きかったです。
でも、それ以上にパルシェンドリュウズとの対面に圧倒的に強くなり、そのおかげで勝てた場面が数多くありました。

この構築にはこの型のハッサム以外ない!ってくらいしっくりきていますが、一点だけ言うとせっかくの物理耐久があるのに羽休めを搭載できないがためにスカガブを選出されたときに複数回サイクルを回せないのが惜しかった。


ガブリアス@拘り鉢巻き
183-182-115-*-105-169
逆鱗/ダブルチョップ/地震/寝言

この枠は最初テラキオン、社の時はマンムーだったのですが、火力を押しつける駒が少なく、ノオー+ロトムなどのトノグドラで攻めにくい相手にピングドラ選出を余議なくさせられていました。
そこでオフ終了後、トノグドラ構築の使用者として参考にさせてもらっていた虚数さんに相談し、鉢巻きガブをおすすめしてもらい採用に至りました。
普段構築相談というものはまったくしないのですが、やっぱ人に聞くといいこともあるもんですねw
いつもの癖で攻めることより補完や後出し性能のほうばかり気にしていて、火力不足が負けに直結していることに盲目になっていましたが、そのことを上手く気付かせてもらえました。
虚数さんありがとうございました!!

鉢巻きガブを採用してからはボルトハッサムガブの整った裏選出ができるようになり、苦手だったバンギラティボルトの構成にも対等に戦えるようになました。
また、誘うロトムにも弱点を突いていけて本当によく機能しました。
他には、バンギにハッサム後出しから蜻蛉したときにスイクンが出てくることが多く、スイクンを蜻蛉+鉢巻き逆鱗で倒せるのが素晴らしかった。
バンギ対面から思考停止逆鱗撃って死に出しドリュ出されても、半減逆鱗2回で倒せるのも強かった。

この枠はすごく悩んでいたのですが、鉢巻きガブにしてからはこれがあるべきかたちだと自然に納得できるような活躍を見せてくれたのですごく気に入っています。


ゴチルゼル@カゴの実
175-*-116-115-165-98
サイコショック/瞑想/身代わり/眠る

この型の基本コンセプトは、ハメられる相手の前でガン積みし、身代わりを残して後ろ一体にも致命傷を与えるというものです。
まず天候奪取の話をすると

・C158ユキノオーの吹雪 66〜78
・瞑想1積み時C158ユキノオーの吹雪 43〜52
・A100ユキノオーの氷の礫 21〜25
・瞑想1積サイコショック→165-96ユキノオー 82〜97(49.6%〜58.7%) 乱数2発(98.4%)

これらと天候ダメージを合計すると78(吹雪)+52(D+1吹雪)+25(礫)+20(霰ダメ×2)=175
よって、トノのこご風を浴びたCSノオーなら、後出しから瞑想→眠る→サイコショックサイコショックと行動することで勝つことができる。
吹雪→宿り木と動かれた場合も

・瞑想2積み時C158ユキノオーの吹雪 33〜40
・瞑想1積サイコショック→165-96ユキノオー 109〜129(宿り木の回復込で確定2発)

受けるダメージは
31(眠ったターンの霰+宿り木)+40(D+2吹雪)+31(霰+宿り木)+40(D+2吹雪)+31(霰+宿り木)=173
よってこの場合も勝てる。

なぜ、宿り木から入られたパターンを書いてないかと言うと…ニョロトノユキノオーの対面で相手は宿り木から入ってくるはず。こちらは、凍える風選択。
次のターン、ユキノオー側は交代読み吹雪か草技。ここで上からアンコールしてもいいんだけど、その場合は宿り木固定されたノオーを引っ込めるかもしれない。そうなると、ハメられもしない相手の前にゴチルを投げる危険性がある。
なので、アンコせずに攻撃技出されるターンに無理やりゴチルを投げていくほうが安全だと思ったというわけです。

以上のようにノオーを潰して天候を取るころができます。
実際これができるかと言うと、冒頭で述べた通りトノグドラゴチルという選出は汎用性にかけ、とってもじゃないけどできることは少ないです。
やるとしたら、ノオースタンにトノボルトゴチルと選出し、雨を確定させてボルトの雷の命中を保証させるくらいでした。

後述すると言った雨+ゴチルゼルシナジーですが、列挙すると

・クレセローブといったトリル戦法に対する対策となる。
ライコウローブの壁戦法に、偽装まで含めて強くなる。
・受けループの選出を縛れる。
・雨受けのポケモンを起点にできる。
・ボルトメタモンに対しスカーフメタモンボルトロスをコピーさせることによって、こちらのボルトロスが負けた後、めざパで拘ったメタモンを起点にできる。

などが挙げられます。これだけ書きだすと雨が弱点とする構築や戦法に自然と回答が持てて魅力的に見えますが、実際は選出誘導を作るのみと考えたほうがよいでしょう。
それぞれについて感じたことを言うと、クレセローブは縛れても結局バンギクレセ軸で来られると辛い。
ライコウローブはゴチルゼルがどの型のライコウにも瞑想から入って起点にできるので強いですが、結局選出択を作るだけ。ライコウ出てこないと腐るかもしれない。
受けループについては選出は縛れても、実際はこの型のゴチルゼルではラッキー、クレセリア(瞑想眠るでない)、ヤドランにしか強くなく、バンギは愚かムドーすら突破できない。
トリトドンラプラスシャワーズブルンゲルと言った雨受けのポケモンは起点にしたり、トノの滅び+影踏みで対策できるが、散々言った通りトノグドラゴチルという選出ができる相手はめっぽう少ない。
ボルトメタモンは上手くボルトをコピーしてもらはないと勝てない。ガブをコピーされた日には全抜きが見える…
と言ったかんじ。
使ってみた結果、強く選出を縛れるので、その誘導の恩恵を利用して戦えば基本選出で受けループを倒せてしまったりと強力ですが、オフですらゴチル見て普通にラッキーとかクレセとか出してくる人いるので見極めが大切です。

今回の構築で学びましたが、ゴチルゼル入れるならもっと安定して相手をハメられるアシストのある構築に入れたほうが良いです。
使い慣れていくうちに5匹+選出誘導要因で戦っている感が強く感じられました;
まあ、何をしてくるか得体のしれない奴がいることによる相手への圧力は大きかった模様。


・対戦成績と総評

今回初めてトノグドラ構築を組んでみて、トノグドラはKP上位のポケモンが集まる構築に対し決して有利に戦えるわけではありませんが、プレイング次第で対等に戦える扱い甲斐のある構築だと感じました。
また、ニョロトノゴチルゼルがいることによって害悪戦法やギミック系の構築に特別な対策をせずとも隙を見せずに戦うことができたので気持ちよくポケモンを楽しめました。
構築全体としては基本選出が幅広くて強く、しかも裏択もしっかりしている整ったものになったと自負しています。
1ヶ月ちょっとの期間でほとんど扱ったことのない分野の構築をここまで煮詰められたのは自分にとって大きな糧になったと思います。


選出についてですが

相手にラティオスがいる場合→ニョロトノキングドラハッサム
相手に化身ボルトロスがいる場合→ニョロトノキングドラボルトロス
相手にラティオスボルトロスがいる場合→トノグドラ以外の選出(主にボルトロスハッサムガブリアス)

を基本的な場合分けとし、目標だったトノグドラ選出8割もきちんと数えてはいませんが満足していたと思います。(というか、構築を完成させた上でトノグドラが出られる構築とそうでない構築の見極めができればよかったわけで、選出割合云々は置いておいて、それはできていたと思える。)


参考までに主要ポケモンの選出率を載せておきます。

種族名 選出された数 当った数 選出率
ハッサム 10 17 58.8%
バンギラス 14 16 87.5%
ガブリアス 8 13 61.5%
カイリュー 9 12 75%
クレセリア 5 12 41.6%
化身ボルトロス 8 11 72.7%
ウルガモス 3 11 27.3%
ラティオス 7 10 70%
キノガッサ 3 10 30%
トノグドラ 2 10 20%
パルシェン 6 9 66.7%
ナットレイ 6 9 66.7%
マンムー 7 8 87.5%
ウォッシュロトム 6 8 75%
スイクン 6 8 75%
ローブシン 2 7 28.6%
フシギバナ 5 5 100%
カバルドン 5 5 100%
ドリュウズ 3 5 60%
霊獣ランドロス 3 4 75%
ユキノオー 3 3 100%
ブルンゲル 2 3 66.7%
ギャラドス 2 3 66.7%
キュウコン 2 3 66.7%
バシャーモ 2 2 100%
霊獣ボルトロス 2 2 100%
メタモン 2 2 100%
サンダー 1 2 50%
ラッキー 0 2 0%
レパル系統 0 2 0%

天候始動要因の選出はほぼ100%と考えてよさそうですね。
意外と思った点、気付いた点を挙げていくと

・雨でもゴチルいるとハッサムを呼ぶ。
・辛いと思っていたウルガモスは意外と出てこない。
キノガッサが全然出てこない。
・トノグドラボルトハッサムまで見てもパルシェン出てくる。
・ミラーでトノグドラ選出されない。臆病じゃないグドラは出てこない?
・雨には100%出していくものと思っていたナットレイの選出率が意外と低かった。
ローブシンも出てこない。
・ラッキーはゴチルで抑制できるかも。(母数少なくてなんとも言えないが)
・ノオー、マンムーカバルドンの先発率100%
バンギラスランドロスロトムなども先発がかなり多い印象。
・でも、化身ボルト、スイクン先発もぼちぼち→裏に地面控えてるパターン。

というかんじでしょうか。


以下、対戦成績についてです。

レートではニョロトノキングドラ、霊獣ボルトロスハッサムゴチルゼルまで決定し、最後1枠をいろいろ変えて潜っていました。
フレ戦を含め合計82戦、完成系では40戦し28勝7敗5エラー(フレ戦3勝2敗を含む)しました。
2013年の目標であるオフの前に50戦回すという課題は良く達成できたと思います。
今後もこの調子で構築を作っていけたらなと思います。

一方、オフの戦ですが

・第8回キツネの社mfオフ 8戦3勝5敗
・第5回微粒オフ 8戦3勝5敗
・第1回ゆいおふ! 8戦4勝4敗

とまったく振るわない結果に終わりました。
社オフでは構築の完成度の低さが一番の敗因と思えたので引き続き2つのオフで使用しましたが、3つのオフで使用した結果見えてきたことは、そもそも一般的なトノグドラ+ゴチルゼルという基盤がそれほど強いものではなかったということです。
微粒オフ、ゆいおふでは構築の完成度についてもプレイングについても自分が持てるものはすべて出しきったつもりなので、これでダメだったのならそもそも発想がイマイチだったとしか言いようがありません。

まあ、そのことについては薄々感づいていましたが、レートでは普通に勝ててしまっていたのでこれで省みることを忘れていました。。
オフに出た後は、やはりゴチルゼルを使うならトリックや壁から徹底したサポートをするべきだと痛感しました。
正統派トノグドラタッチゴチルゼルというスタイルより、トノグドラ+1の基本選出とゴチルゼル+サポート×2といった構成で組まれた構築のほうが強いでしょう。

結果はよろしくありませんでしたが、全力は尽くしましたし、それほど研究されていないトノグドラゴチルという分野を発展させることには貢献できたと思うので、今回の取り組みには悔いは残っていません。
でも、あとちょっとでも、ほんの少しでも運が向いてくれていたらなと思ってしまいます;;


今回は以上です。次のオフの構築はもう決まっていて、時間もあるのでこれから少しブログに力をいれたいなと思っています。
あと、自分の不遇さに同情してほしいので()オフレポも書くと思います。
いままでにないくらい長い構築紹介となりましたが、読んでいただきありがとうございます。
今後もこの調子でストイック()にやっていけたらなと思います。
それでは、おつかれさまですw